ついに、Symphony Xライヴを初体験できました！！！！！
開始を待つ間に撮影。バックドロップが上がってきただけで歓声を上げて拍手しました。
最前列には届きませんでしたが、3列目か4列目ぐらいのレポンド＆ピネーラ側に居ました。
寿司詰めのオーディエンスの中で（その中に居られることの幸せ！）開演を待っていると、アルバム "Underworld" のOvertureが始まり、鳥肌、叫び、そして私が最初に見たものは、
この写真（Facebookの掲載元へリンク） のようなレポンドさん！（別公演のプロ撮影写真です）ベースがもっと高く、レポンドさんはもっと完全に上を向いていました。
落雷級のインパクトでした！一生忘れない映像です。
レポンドさんは超絶演奏をしながらも、笑顔だったり、オーディエンスをよく見て、やりとりするようなアクションをしたり、ヘドバンしたり、その積極性が感動的なほどすばらしい！！！本当に、祝・初来日！！
ピネーラさんをライヴで観られたのも幸せでした！！！速弾きして鍵盤から離れた手が華麗に斜めに上がるところなど、うおーこれこれ！本物だー！！と感動。
"Gigantour"（2005年）DVD を観ながら、「ピネーラさんが髪をさばきたいが両手ふさがってるときに息でﾌﾟﾊｰと飛ばす」技術のファンになり、それも生で見るのを楽しみにしていたんですが、見られず。見逃しただけか、やっていなかったのか。
2015年10月に出たGear Gods動画（このブログに
和訳 掲載）で、ピネーラさんの使用機は欧州や南米ツアーではレンタルだと話していて、実際、インターネット上でいろいろな公演の写真を拝見していると、2段構えの上段が変動するようだったので、日本ではどうなるか楽しみにしていました。下段は安定の
YAMAHA MOTIF ES7、上段はたぶん
Roland V-Synth、Gear Gods動画のときと同じ！そしてピネーラさんの言っていたサムドライヴ ThumbDrive、これさえ挿し込めば、レンタル機でも時間をかけず準備OKになるUSBフラッシュメモリがYAMAHA MOTIF ES7にささっているのも見えて感動しました。メモリ本体が見えたと言うより、本体に付いている派手なピンクのストラップが見えて、そうとわかりました。おそらく、なくしたりしないように付けているストラップだと思います。色がかわいい……
あのUnderworld（曲）が始まった、つまりピネーラさんの音を聴いたときの自分の中でのテンション爆上がりも一生忘れないと思います。
レポンド＆ピネーラ側で寿司詰め、中央奥のジェイソンは最初からよく見えなかったのですが、そのドラムがライヴ全体に迫力を供給している感じがずっとし続けていました。あのバスドラ！やっぱりヤバい……！本当にバンドの心臓みたいだ！と思いました！
ロメオ様もよく見えなかったのですが、たまに見えることでかえってテンションが上がりました。音はずっと聞こえていたので、自分がついにライヴで聴いているという感動にずっと打ちのめされっぱなしでした。はっきりよく見えた方々でさえ、
何が起きてるのか信じられないというような方向の感想をたくさん拝見し、私も感動を新たにさせて頂きました。ロメオ様のギターと、ロメオ様自身は、本当に魂に揺さぶりをかけてくれるという意味で「ロック」！
そしてラッセル……かねてから、この惑星最高のシンガーの1人だと思っていましたが、自分が知っていると思っていたより、ずっっっっっと更にすばらしかった！！！！！歌、堂々たる風貌、アクション、オーディエンスを巻き込む力！そのオーディエンスになれて幸せすぎました！！！
ラッセルの先導で、あの人数で一緒に跳んだのはすごかった。
ラッセルがオーディエンスを煽って（ジェイソンもドラムで協力）"1! 2! 3! 4!" ワーッ！！！（みんなで大声）を海外公演の映像で見て、私もやりたい！と思っていたので、それができてうれしいです！
ラッセル（オーディエンスの中央とロメオ側を示し）「こっちは、いい。だがこっち（ピネーラ＆レポンド側。つまり私も）は駄目だ。お前ら、本っっっ当に、準備、できて、やがんのかあああああああ」（細部が違ったらすみません）熱すぎる煽りに大爆笑。『神曲』地獄篇の地獄で苦しむ亡者達を監督する鬼か！
あのUnderworld（曲）の、2人おるやろ！としか思えないヴォーカル、そしてそれが原曲の再生時間で言うと4:53頃から5:00頃に「うわああ同じ人ー！！」と鳥肌なところをライヴで観られて本当に感無量です。あの鳥肌がライヴでも変わらず！！
ラッセルがレポンドさんにちょっかいを出しに行っているのを見ることができたのも楽しかったです。レポンドさんの背後から、ベースを弾くレポンドさんの右手の更に右側にラッセルも右手を出して一緒に弾く！2人とも笑顔でめっちゃ楽しそうに！
ロメオ様（とラッセル）が目隠しプレイをしなかったのは残念でした！
ブラジルの、キーボードについてのデジタル誌Revista Keyboard Brasilの
ブログ版 に掲載の写真で、ラッセルはピネーラさんにちょっかいを出しに行くこともあると知り、それも見られないだろうかと楽しみにしていたのですが、発生せず。
フェスなので、単独公演よりもセットリストは短くならざるを得なかったわけですが、しかしそのセットリストが
こう （setlist.fm さんへリンク）
Overture
1. Nevermore
2. Run with the Devil
3. Underworld
4. Without You
5. Set the World on Fire
6. Serpent's Kiss
7. Out of the Ashes
8. Of Sins and Shadows
9. Sea of Lies
これを観たんだよお前！！！（自分の胸倉つかんで揺さぶって首ガクガク）
Loud Parkのサイト内フォトギャラリー に、印刷されたセットリストの写真 があり、最後の "Sea of Lies" がないですね。
恐いことしないでくださいよ！集団幻覚だったかと思うじゃないですか！ 実際は演奏されました！
フェスの進行が徐々に押していっていたのでSymphony Xが1曲減らされそうになり、憤怒のラッセルが1曲守ったという既に伝説のような噂が当日にもう出ていたのが後から考えて面白すぎて最高だと思ったのですが、それが事実だとしたら、ありがとう、ラッセル！！！そして、その1曲が "Sea of Lies" だったのか！？
2016年12月Loud Park 16のFacebookやTwitterで、2017年1月1日&2日にJ:COMで放送されるとの発表！私は観られないのですが、放送はすばらしい！Facebookでレポンドさんにお伝えしたら、wow!!!!!!!!!と、驚き喜んでいらっしゃいました。その後Symphony XのFacebookでも
紹介投稿！
そして、ライヴ後にサイン会すら開催！！！！！
サインされた順に
右上：ジェイソン 左上：ロメオ様 中央：ラッセル
右下：レポンドさん 左下：ピネーラさん 美しすぎ……！
当日、会場のブースで "Underworld" CDを購入し整理券をもらった200人が参加することができました。サインは好きなアイテム1つにしてもらえましたが、私はその当日買った "Underworld" CDではなく、2015年7月の発売時に買って持っていた "Underworld" CDのブックレットを持参、それにサインしてもらいました。当日買ったCDは未開封新品のまま保持、後日、洋楽好きだけれどもSymphony Xは未聴だった友人にあげました。楽しんでもらえました！
この日から1年ほど前の2015年10月なかば、The Metal Authority (
Facebook) のEchoさんがSymphony Xフロリダ公演へ行かれメンバー全員のサインを2組ゲット、FacebookとTwitterでラッセル宛ての質問募集に参加していた人達の中から抽選で2名にプレゼントという企画があり、その1名が私になるという光栄なことがありました！そのサインはこのように額装して、ずっと大事に飾っています。
このサインでピネーラさん（左上）だけ色が違うので不思議に思ってEchoさんにお訊ねし、ペンが一時的に見つからなかったところ、ピネーラさんが自分のペンを持ってきてヘルプ、というエピソードを伺って感動しました。
そして今回自分の目でも感動したことがありました。今回、サイン会でのメンバーの並び順はこのようでした（サインは左から右へ進行）：
ジェイソン → ロメオ様 → ラッセル → レポンドさん → ピネーラさん
サイン対象物が "Underworld" ブックレットなど濃い色のとき用に銀ペン、薄い色のとき用に黒ペンが各メンバーの手元に用意されていました。で、ピネーラさんは、自分の番になるまでちょっと間があると、次に来るサイン対象物をサッと見て、銀ペンか黒ペンか選んで待機！かっこいい！！
そんな効率良いかっこよさを見せるピネーラさん、Loud Parkの大きな赤いポスターにサインをもらっているかたがいらっしゃったとき、隣のレポンドさんがサイン中、横から腕を伸ばして一緒にサインを開始、しかしペンの色が、他の4人のサインと違ったらしく、ｱｯ、みたいな感じでちょっと止まって、ペンを変えてやり直し！かわいい……
Loud Parkの赤いポスターは黒ペンでも銀ペンでもサインできそうで、先頭ジェイソンがどっちにしたかによって、他の皆さんも全員「色をそろえる」ということをしていたんだなあ、と後から思いました。（そろってないサインもあったかもしれませんが！）
私はこのSymphony Xライヴとサイン会の前日にレポンドさんにお会いでき、ロメオ様にも遭遇できたという大事件がありました。（
当ブログの投稿）Symphony X全員に扇子のプレゼントを用意し、それに付けたはがきに、来日の喜びや音楽への感謝など、伝えたいことは全て書いていました。それをレポンドさんとロメオ様には直接お渡しして読んで頂くことができ、ピネーラさん、ラッセル、ジェイソンにも渡して頂けるようレポンドさんにお願いした、という状況でした。
そんな中、このサイン会で初めて、ジェイソンとラッセルとピネーラさんに数秒間だけ対面できるとき、どうするのがいちばんいいだろう……と、順番待ちの間、心臓の鼓動が死にそうに速くなりながら、考えていました。
考えながら、目の前で進行していくサイン会の様子を拝見していると、メンバー達とハグしているかたがいらして、この限られた数秒間のマックスな活用法ではなかろうかと思いました。
しかし全員にハグを頼んでいく勇気もなく、しかもレポンドさんとロメオ様には前日にがっつりハグして頂いており、悩んだ結果、ラッセルとピネーラさんにハグをお願いしてみることに意を決しました。ジェイソンにもお願いしといたら良かった！と後で思いました。
いよいよ自分の番！もうどうしていいかわからなさすぎでしたが、先頭のジェイソンが、本当に温かい笑顔と握手で全員を迎えていて、すばらしかったです！私も、それによって救われました。間近で拝見して、やっぱり男前……！少し短めになっていた髪型もすてきで、輝いていました！
「日本へお帰りなさい。昨日レポンドさんにお会いしたので、プレゼントを持ってきました。気に入って頂けるといいのですが」と言うと、「OK, ありがとう」
次、ロメオ様！「きのう偶然お会いしました」と言うと、「ああ」と覚えてくださっていた反応。良かった！「すばらしいショウでした。観られてとても幸せです！」と言うと、笑顔で「ありがとう」。やはりロメオ様の温かい雰囲気はすてきです！
次、ラッセル！うおー！私がSymphony Xを聴くきっかけであった人、この惑星一のシンガーだと思っている人が、目の前に！「あなたは世界一のシンガーです！」と言いました。ラッセルは笑顔で（グラサンしてましたが笑顔はわかりました）「ありがとう」「ハグしてもいいですか？」「OK」ハグして頂きました！ジェイソンと同じようにプレゼントのことも伝達。
そして次―！レポンドさん！前日にお会いして、死ぬときの走馬灯に絶対入るすばらしすぎる時間を過ごさせて頂きましたが、もしかしてレポンドさんのほうではそんなに深く覚えていなくて、昨日会ったのと同一人物とわからない、という反応だったらどうしよう、という恐怖が待ち時間によぎっていました。しかし、私がレポンドさんの前に立って何か言ったり何かしたりするより先に、レポンドさんがもう私を認識、無言で片手をヒラヒラ～と振っておられました！かわいすぎますよ……しかし、もし他のかたが見ていたら、え、知り合い？と不審がられる！などと思っていたらもうサインは完了していて（私がまだラッセルとハグをしていた間に？）、ん？と戸惑っていたら、このとき全体的に、スタッフさんから前進を促される！レポンドさんにほとんど何も言わずに終了！
そしてピネーラさんの前に立つ。握手！サラサラと美しいサイン！発言は1つしかできそうにない。挨拶のようなことを言った気はしますが（覚えていない）「ハグしてもいいですか？」を決行。「いいよ！」"Sure!"と仰ったと思ったのですが、その後、ピネーラさんは左腕だけ肩と水平に伸ばし、目もそちらを見ていて、つまり「先に進みなさい」と示されているように見え、えっ、と混乱したところで、スタッフさんから前進を促され終了。
私が混乱のうちにその場を離れる間際、ピネーラさんが隣のレポンドさんに「たぶん、彼女は～」何とかと言っているのが聞こえました。ということは、レポンドさんが、何があったか訊ねるようなことを言ってくださっていた？？？私はわけがわからず、ピネーラさんに前進（つまり終了）を促された？？？と、まさに地獄の門をくぐった思いでした。（案内なく独り！）
1時間近くたってから、Nightwishの美しいステージを観ながら、なぜか突如、「あのピネーラさんはもしかして左腕だけ広げて、私がハグに行くのを待ってくださっていた？？？」という考えが浮かびました。もしそうだったら（そうでなくても、いずれにしても）人生最大の失敗のひとつをやらかした！！！
失敗？いやいやいや待て待て待て、握手して頂いてる……あの音楽を弾いている手と！！！と、清冽な感動が押し寄せ、この2日で宇宙旅行をしていた脳が地面に帰ってきました。たぶん。
このサイン会のピネーラさんの番の私については、後から考えれば考えるほど、他に言うべきことがたくさんありました。レポンドさんに預かって頂いたはがきに書いていたとしても、直接、日本にお帰りなさい、あなたの音楽をありがとうございます、と言ったら良かった。数ある選択肢の中から最終ボタンみたいな「ハグ」を選択、そしてそれが不発、とは、コントかよ！という面白みすら出てきました。いずれにしても思い出に刻印されました。そして、この私の「やらかした」感について、もしピネーラさんにお伝えする機会があるならば、それこそ "All good"「まあ大丈夫」と言われる案件ではないだろうか……などと思いました。
すばらしい音楽を世に出すのが仕事の人達に、サインや写真や握手やハグや、ネット経由や直接の交流をして頂いてうれしいのってどうしてだ……というようなことも考えました。でも、すばらしい音楽に日々を助けられていたり、そんな深く考えないまでも、聴くとすばらしい気持ちになれたりして、それを作った人達にお礼を言えて、それが本当に起きたとわかるものを得られたらすばらしい、ということなんだろう、と思いました。そして、もしファンのほうから、そうしたことを迷惑だろうと考えて一切とりやめてしまったら、音楽を作った人達は、案外、味気ない気がするかもしれない、とも思いました（もちろん人によるとは思いますが）。
サイン会ではSymphony Xメンバーとの写真撮影は禁止でしたが、サインが完了して、Symphony Xの皆さんが退場していくとき、一緒に写真撮影に成功した方々もいらっしゃいましたね！
スタッフさん達はこのイベントをなるべく平穏に、スケジュールのことも考えて終わらせないといけなかったでしょうから、「写真はご遠慮くださーい！」と案内が始まりました。そのとき私が立っていたところの近くでロメオ様とファンの方々が写真撮影中で、撮影がだめと言われている雰囲気をロメオ様が察知（日本語そのものを理解したかもしれませんが！）、そのとき撮影中だったかたに「急げ、急げ、急げ！……撮れた？」"Go! go! go! ....Got it?" と言っているのが聞こえました。本当にロメオ様すてきです。
Symphony Xの皆さんが本当にその場を後にするとき、拍手が湧き起こりました。メンバー達は手を振って答えながら、通路の先の出入口の向こうへ去って行きました。
私のSymphony X初体験はとんでもなく巨大な思い出になりました。
Loud Park、サイン会の運営者の皆様、Symphony Xの皆様、ありがとうございました！！！！！
Symphony Xの日本帰還（そしてたくさんの人にとって初来日）は、とてつもなくすばらしい大成功であったと思います！
WELCOME BACK TO JAPAN!!!!! 日本へお帰りなさい！！！！！
（レポンドさんがFacebookでシェアしていた
こちら で拝見した写真です）
また、近いうちに日本で観られることを、心からお祈りしています！！！！！
